インテントセールスで変わる!新規顧客開拓の新常識

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営業といえば「努力と根性」のイメージがまだまだ根強いですが、近年はデータを活用したスマートな営業手法が注目を集めています。特に、新規顧客を見つけてアプローチする「新規開拓営業」では、旧来のやり方では限界が見えてきました。

この記事では、新規顧客開拓における3つの大きな課題と、それを解決する新しい営業手法「インテントセールス」について、わかりやすく解説します。


1. 見えないニーズに悩まされる営業担当者たち

まず最初の課題は、「ニーズのある顧客を見つけるのが難しい」ということです。昔ながらの手法では、ターゲットとなる顧客の情報が限られていて、リアルタイムなニーズを把握することが困難でした。

たとえば、業界の展示会やテレアポ、飛び込み営業などは、どれも「まず話を聞いてもらう」ことがスタートです。でも実際には、相手が何を求めているかがわからない状態で話しかけるので、効率がとても悪くなりがちです。

最近では、インターネット上で情報収集をしてからサービスを検討する企業が多いため、営業側からニーズをキャッチするのが難しくなっているんですね。


2. 誰に話しかければいいのかわからない問題

二つ目の課題は、「新規顧客へのコンタクトが難しい」という点です。営業先として興味のありそうな企業を見つけたとしても、どの部署の誰が意思決定をしているのかがわからず、結局コンタクトできずに終わってしまうことが多いです。

特にBtoBの営業では、担当者につながるまでの壁が高い!代表番号にかけても「担当者不在です」と言われて終わり…なんてことも日常茶飯事です。

だからこそ、「誰が何に関心を持っているか」という情報を事前に把握することが、とても重要になってきています。


3. 顧客の検討ステージが見えないジレンマ

三つ目の課題は、「顧客の検討段階(バイヤージャーニー)が把握できない」という問題です。

バイヤージャーニーとは、簡単に言えば「お客さんが商品やサービスを知ってから、購入を決めるまでの流れ」のこと。最近はほとんどの企業が、まずWebで情報を調べてから、比較・検討をしているんです。

そのため、営業が連絡をとったときには、すでに競合他社と契約済みなんてことも…。どのタイミングで、どんな情報を届ければいいのかを見誤ると、せっかくのチャンスを逃してしまうんですね。


海外で進化中!「インテントセールス」という考え方

こうした課題を解決する新しい営業手法として、海外で注目されているのが「インテントセールス」です。

インテントセールスって何?

“インテント”とは英語で「意図」のこと。インテントセールスでは、「購買の意図=何を買おうとしているのか」に注目します。

つまり、企業がどんな情報を検索しているのか、どんな記事を読んでいるのか、どんな資料をダウンロードしているのかなど、オンライン上の行動から「今、何に興味を持っているのか」を読み取るんです。

これを「インテントデータ」と呼びます。

このインテントデータを使えば、「今、○○業界で△△という課題を持つ企業が、□□という製品を探しているらしい」といった情報がつかめます。これ、営業としては喉から手が出るほど欲しい情報ですよね!


インテントセールスの魅力はここ!

インテントセールスの最大の魅力は、「タイミング」と「精度」が劇的に向上することです。

1. 関心があるタイミングで声をかけられる

インテントデータを使えば、「今まさにそのテーマについて調べている企業」にアプローチできます。つまり、“必要としているときに、必要な人へ届ける”という理想の営業が実現できるんです。

2. 無駄なアプローチが減る

ニーズがない企業に闇雲に営業する必要がなくなるので、営業リソースのムダ遣いも減ります。これまで100件電話して1件アポが取れればラッキーだったのが、興味のある企業にだけ連絡することで、アポ率がグンと上がるんですね。

3. 検討段階に合わせたアプローチができる

バイヤージャーニーに応じて、情報提供の方法を変えることもできます。まだ検討初期なら「導入事例を見せる」、すでに比較中なら「価格や導入のしやすさを強調する」など、ピッタリの対応が可能になります。


今後の営業はどう変わる?

インテントセールスは、まだ日本ではそこまで普及していない新しい考え方ですが、今後ますます重要になっていくことは間違いありません。

AIや自動化の技術が進めば、インテントデータの収集や分析もどんどん手軽になっていきます。つまり、営業担当者は“ただ数をこなす人”から、“戦略的に動くマーケティング型営業”に変わっていくんです。

もちろん、こうした新しい手法にも課題や限界はあります。インテントデータの精度、プライバシーの問題、ツールの運用コストなど、気をつけるべき点もあります。

でも、それを踏まえてもなお、「やみくもに営業する時代」は終わりを迎えようとしているのかもしれません。


まとめ:営業の未来はもっとスマートに、もっと楽しく!

営業という仕事は、たくさんの人と関わる面白さもありますが、成果が見えにくいと疲れてしまうこともありますよね。でも、インテントセールスのような新しい手法を取り入れることで、もっと効率的に、もっとスマートに働ける可能性があります。

「必要な人に、必要なタイミングで、必要な情報を届ける」

この考え方を少しずつでも営業活動に取り入れることで、成果も上がりやすくなり、なにより営業がもっと楽しくなるはずです!

というわけで、「データを味方にする営業」、はじめてみませんか?

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